半月は純愛・・・『半分の月がのぼる空(上)』

半分の月がのぼる空〈上〉

半分の月がのぼる空〈上〉

電撃文庫史上不朽の名作、橋本紡の珠玉の名作『半分の月がのぼる空』が単行本になりました!(かなり昔の話です)
橋本紡ってけっこう本出してるけど、コレ以上のものはないよね・・・。
青春系純愛モノの代表作といえば『世界の中心で愛を叫ぶ』でしょうが、今作がそれを超えられるかが見ものです。電撃文庫版とエンディングが変わってるのか、それとも・・・!!
図書館で9ヶ月待って上下巻そろって借りられたのに、期限2週間だよ延長できないよ来週旅行だよ読む暇ないよ!ってことで、仕事そっちのけで読破中です。言葉が伊勢弁に変わってますが、基本は文庫と同じプロット。ただし夏目や里香の心情描写が追加されて分かりやすくなってます。

  • 読了

「命をかけてきみのものになる」
ラノベ版既読なのに、感動!!
里香版『チボー家の人々』を用意してるシーンが明確に描写されてましたね〜。まさか砲台山事件の後すぐに用意していたとは・・・。個人的には改稿するならプロレスネタは消して欲しかったな。ラノベとテイストを大幅に変えてるんだから、ああいうシーンは雰囲気を削ぎますよ。
さて下巻を読みますか・・・。