地震

11日
停電で装置類が一斉に警報。職場が戦場モード。仕事にならないので、自然解散気味に帰れと言われる。信号も止まってたので、道路は大渋滞。バスが来ないので、これが帰宅難民かと思いつつ、徒歩で帰宅。父親が出張でお台場にいたので連絡を取ろうとしたが、当たり前だけど電話は不通。かろうじてメールで連絡を取れました。寮も停電。非常用ラジオがあったけど電池はなし。光源はLEDライト一つ。心細さMAX。電池と晩飯買いに最寄のスーパー、コンビニに行ったけど、すべて全滅。どこも停電しているので、買出しに走る人で近所騒然。道路も渋滞で、警察が手信号で誘導。緊急車両のサイレンが響いてくる。買出しは諦めて再度帰宅。念のため風呂桶に水を目一杯溜めておく。母親から電話で少しだけ情報を得るものの、状況がまったく分からない。文字通り、暗黒の2時間でした。普段はテレビやネットで世界中のニュースを当たり前のように見てたけど、そこから断絶されたら、世界ってこの6畳間だけなんだと感じました。22時ごろ通電。テレビで初めて状況を知る。戦慄。再度連絡が取れた父親はお台場で一夜を明かすとのこと。
12日
起きてテレビを見て、夢じゃなかったと再確認。もう一度買出しにスーパーに行ってみる。非常食系以外も次々と売り切れ状態。一昨日まで山になっていた10kg米袋がすべて売り切れなことに驚愕。パン、ペットボトルを少し確保できた。買い物客のつぶやきや噂話を聞いていると、どんどん不安になる。家でテレビを見てるより、人ごみの方が怖い。散発的に余震。やっぱり怖い。テレビで「電力不足で停電する」とテロップで出て戦々恐々。オール電化設備なので、停電だと完全に生活できないのに。福島原発のニュースを見てさらに戦々恐々。日本大丈夫か?
ちなみに父親は新木場→有楽町→東京駅→新幹線の経路で無事実家に帰れました。