『終わる世界のアルバム』

終わる世界のアルバム

杉井光の新作ってことで期待してたんですが、思わぬ肩透かしをくらった感じ･･･。背景設定は作り込み、主人公のモノローグ中心の構成で、ヒロインの描写は最小限にして読者の想像力を最大限に活用するこの手法、「さよならピアノソナタ」や「神様のメモ帳」に似て非なるもの。高校生くらいの時に読んでいればめっちゃ気に入ったと思うんですが、残念です。。。